阿蘇ロープウェイ バス[阿蘇火口見学 観光アクセス]

阿蘇山ロープウェイ《阿蘇火口見学アクセス》

阿蘇山ロープウェイ バス[阿蘇火口見学 観光アクセス]

阿蘇山上広場のそばにある『阿蘇ロープウェイ 阿蘇山西駅』はロープウェイの拠点駅。館内は切符売り場のほか、阿蘇スーパーリング(阿蘇山探求プロジェクションマッピング)、レストラン、お土産店を併設。また、阿蘇駅と往復するバス発着場にもなっている。


【注意事項】
これ以降の観光情報は、阿蘇火口(中岳第一火口)の活動がおだやかで、立ち入り規制がかかっていない状況で適応される情報です。気象庁および阿蘇火山防災会議協議会が発表する内容によっては変更・規制されます。


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阿蘇山ロープウェーについて

『阿蘇山ロープウェー』は、世界初の活火山そばで運行していたロープウェー施設。
営業開始は1958年からと歴史は長く、火山活動を見物する観光客を火口縁へ運びました。火口見学に訪れる観光客は日本人はもちろん、海外からも多く訪れています。

ロープウェー

ロープウェーの運行区間は、登山バスの阿蘇山上終点となる『阿蘇山西駅』から火口縁の『火口西駅』までの、高低差108mを所要時間4分で結んでいました。
ロープウェーのゴンドラは91人が乗れる大型なもので、四方を広い窓にした設計によって阿蘇山特有の荒涼とした大地と雄大なカルデラを見下ろすことができます。通常は15分間隔ですが、乗客が多い場合は運行間隔を短くして運用していました。

運用ゴンドラ仕様[阿蘇山ロープウェー]

営業開始 1958年4月10日
営業キロ 858m
高低差 108m
索道方式 (普通索道)4線交走式
最大乗車人員 91名
運行速度 3.6m/秒
所要時間 4分間
運行時間 15分間隔(ただし多客時は間隔縮)

駅施設 ターミナル[阿蘇山ロープウェー]運用ゴンドラ仕様[阿蘇山ロープウェー]運用ゴンドラ仕様[阿蘇山ロープウェー]運用ゴンドラ仕様[阿蘇山ロープウェー]

施設 ショップ

阿蘇山西駅[阿蘇山ロープウェー]
阿蘇山上駐車場そばにあるロープウェー『阿蘇山西駅』は、麓の阿蘇駅をつなぐ登山バスと、ロープウェー代行バス『阿蘇山ループシャトル』離発着の拠点としての役目もあります。
また、館内には代行バスきっぷ売り場・のりば、ロープウェーグッズショプ、お土産店などがあります。《※従来の施設は解体されたため、新施設の完成まで仮店舗で営業しています》

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駅 設備

駅施設 ターミナル[阿蘇山ロープウェー]
ロープウェー乗り場(ホーム)は施設2階に2箇所用意されていました。2階にはロープウェー駅施設のほかに、レストランとエンターテインメント施設『阿蘇スーパーリング』を運営していました。

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アクセス地図

『阿蘇山ロープウェー』再建

阿蘇ロープウェーは、2016年4月の熊本地震と同年10月の阿蘇中岳噴火によって甚大な被害を受け操業中止。さらに、2018年10月より安全面・景観面を考慮して解体されました。

一時は経営母体である九州産交内の会議ではロープウェー廃止論もありましたが、阿蘇観光の復興と観光のシンボルとして、ロープウェー施設・設備を新たに掛け替えが決まりました。

このような状況の中、熊本観光ひいては九州観光の目玉である阿蘇中岳火口見学の上質化を目指し、また周辺地域の観光復興に寄与すべく様々な検討を行った結果、架け替えすることといたしました。

新しい阿蘇山ロープウェーと同観光施設の完成は、建設工事の進行がスムーズなら 2020年度内 の予定。

ロープウェーのゴンドラ・駅舎:概要

阿蘇ロープウェーは、阿蘇山上駐車場と火口周辺の駅の両方を、火山爆発を前提とした避難待機所をかねた新設計施設とします。また、ゴンドラとワイヤーを支える支柱も全面刷新され、速度・安定性・耐風性能にすぐれた交通システムとなります。

新型ゴンドラ
新しいゴンドラ[阿蘇火口見学 阿蘇山ロープウェー ]
新しいゴンドラの定員は56名(28名乗り2両連結:以前のものは91名)。移動所要時間:約3.5分(以前のものは約4.5分)。ロープを2本の支えい索を跨ぐ形で架設されるため耐風性能に優れる。

山麓駅(阿蘇山西駅)
山麓駅(阿蘇山西駅)[阿蘇火口見学 阿蘇ロープウェー ]
施設は2階建で、1階待合スペースを避難待機所と考え十分なスペースを確保。1階に避難スペース設けることで、万が一の火山爆発による噴石の直撃を防ぐ。また、建物西側には展望デッキスペースを設け、阿蘇の眺望を望める。

山頂駅(火口西駅)
山頂駅(火口西駅)[阿蘇火口見学 阿蘇ロープウェー ]
阿蘇火口に面するため、ガス対策として建物内を正圧にし、おもな出入り口にはエアーカーテンを設けてガスの侵入を低減する対策をを採用。

施設は2層構造になっており、地下1階は安全に避難待機出来る避難待機所(200名程度収容可能)及び救護室を設置。地下1階に設けることで、万が一の火山爆発による噴石の直撃を防ぐ。
また、建物西側には展望デッキおよびカフェを設けて、阿蘇の眺望を楽しめるスペースを設置。

『阿蘇山ロープウェー』建設中止のお知らせ PDF

阿蘇火口観光ガイド