火振り神事【阿蘇神社・祭事】

〈更新:2017年3月23日現在〉
火振り神事は、農業の神様『年祢神』が結婚相手の姫神を迎えいれる際、地元の人々が松明をともして歓迎したとされる昔話に由来して執り行われています。

昔の火振り神事では、宮地の町が火の海に見間違うくらいの松明が振られ、神様の結婚を祝いました。また、このお祭りによって火災やケガ人が出たことはないとのこと。
火振り神事 2015年[阿蘇神社 楼門前]photo:tanouetohru
この神事は、春の農作物の作付け前に行われる五穀豊穣を祈る重要な祭りの一つ。豊作を願う「田作祭(たづくりさい)」のメイン行事で、国指定重要無形民族文化財にも選ばれている。

お祭りの内容は、約12キロはなれた阿蘇市赤水の吉松宮から姫神のご神体が阿蘇神社に到着すると、氏子たちは火を付けたカヤの束を振り回して姫神を出迎えます。それから、神社内では結婚の儀式が執り行われ、その間も火振りは続けられます。

氏子達が火振りした後は、地元住民や観光客が次々とカヤ束の松明に火をつけ、用意される1500束以上のカヤ束は1時間ほどでなくなるようです。

2017年は、熊本地震による災害復旧工事の影響で、火振りの区域を楼門から2箇所(南側鳥居側・門前町商店街側)に分けて縮小実施します。火振り用の茅束はたくさん用意してあります。火振りは、どなたもご自由に参加できます。

神事情報

日時
毎年3月中旬(2017年は3月22日)18:00~20:00
場所
阿蘇神社〔熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083−1〕
問合せ
阿蘇神社社務所(電話)0967-22-0064
駐車場
神社駐車場は利用できません(付近に整備された有料駐車場あり)
臨時駐車場
阿蘇市役所、他(近隣の臨時駐車場へは係員が指示案内してくれます。)
その他
神事当日、周辺は混雑・渋滞が予想されます。時間に余裕をもってお越しください。
注意事項
火振りに参加される方は服装に注意。熱に弱い素材は火の粉で溶けたり穴があいたりします。

火振り神事のようす

2015年の火振り神事には、熊本地震前の撮影であるため『楼門』が写っていますが、現在は倒壊後の修復作業中です。

《火振り神事の写真画像は撮影者の許可をいただいて掲載しております。photo〔tanouetohru〕》

2015年
火振り神事 2015年[阿蘇神社 楼門前]photo:tanouetohru火振り神事 2015年[阿蘇神社 楼門前]photo:tanouetohru火振り神事 2015年[阿蘇神社 楼門前]photo:tanouetohru

2017年
火振り神事 2017年[阿蘇神社 参道]photo:tanouetohru火振り神事 2017年[阿蘇神社 参道]photo:tanouetohru

3月の祭事

  • 月次祭(1日)
  • 踏歌節会
  • 卯の祭
  • 田作祭
  • 横むしろ神事
  • 御前迎え、火振り神事
  • 祭りあげ

主な一年の祭事

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