〈更新:2018年2月20日現在〉
菊池渓谷は、豊かな『水の国』熊本の象徴的な観光地でしたが、2016年に発生した熊本地震で大きく被災したため、立入り規制措置を決定。
地震の被害は予想以上に大きく、とくに渓谷壁面から崩落した超重量級の岩石が多数あるため復旧工事を大きく遅らせていました。
しかし、工事関係者の方々の懸命の復旧作業により、新緑と桜と渓流が満喫できる3月下旬に菊池渓谷観光が再開できることになりました。
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菊池渓谷 観光情報
菊池市街地から東へ約 17 km すすむと、阿蘇北側外輪山へつらなる『菊池渓谷』があります。約1200ヘクタールと広大な森林から降りてくる水が集まる県下有数の渓流。渓谷を流れる豊富な水は、夏でも平均水温は13度と、水遊びで不用意に飛び込むと身の危険を感じる冷たさ。ここは自然のめぐみが生んだ天然のクーラー。スイカがよく冷えます。
広い谷間のまわりには四季をとおして楽しめる景色があり、春は新緑、秋は紅葉、そして冬には霧氷の花が観光客をひきつけます。
規制解除について
今回の『菊池渓谷』入山再開は一部規制解除となり、すべての観光ポイントは巡ることはできません。
立入りが可能になるのは渓谷入り口から約1km上流の広河原までになっています。広河原から上流は落石箇所が多く復旧が完了していないため立入り規制されています。なお、奥地の復旧解除のめどは立っていません。
- 規制解除日
- 2018年3月24日(午前 8:30 より一般開放)
- 規制解除
- 一部規制解除(渓谷入り口から約1キロ上流の広河原まで)
菊池渓谷ガイドマップ
追加情報としては、中央駐車場トイレが地震による損傷が激しかったため取り壊しされています。一部規制解除の菊池渓谷周遊ルートでは、上流の広河原まで行くことができます。広河原から先は山道になるため、一般的な観光・散策であれば従来どおり観光が楽しめます。
営業時間・駐車場
営業時間 | 8時30分~17時(4月~11月) |
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休館日 | 12/1~3/31(入場は出来ますが無人です) |
駐車場 |
※第一駐車場と第二駐車場は有料駐車場です。 |
駐車料金 |
※駐車料金は第一駐車場と第二駐車場で徴収されます。 |
公共交通 | 熊本駅より熊本電鉄バス「菊池温泉」行き乗車。終点「菊池温泉・市民広場前」下車。きくち観光あいのりタクシー(土,日,祝,振休,GW運行)』で菊池渓谷へ。 |
協力金 | 高校生以上お一人200円 菊池渓谷の清掃、環境美化の為にご協力をお願いしております。 |
注意事項 | ペットのご入場は、いかなる場合もかたくお断りしておりますので、ご協力をお願い致します。 |
アクセス | 植木インターより県道53号線~国道387号線約50分 |
場所 | 〒861-1441 熊本県菊池市原〔地図〕 |
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菊池渓谷の滝
菊池渓谷には岩石の落差があり様々な滝があり、四季をとおして美しい色合いを見せてくれます。また、滝の水しぶきからのマイナスイオンが多く発生しており、目や心にもリラックス効果をあたえてくれるでしょう。
掛け幕の滝
駐車場から菊池渓谷の入口そばの橋(菊池スカイライン)から見える最初の滝。名前のとおり水が幕のように広がり落ちます。また、太陽の向きによって昼頃には滝にかかる虹を見ることができます。
黎明の滝
『黎明の滝(れいめいのたき)』は、多くのメディアで紹介される菊池渓谷の代表的な滝で、CM撮影などにも何度も使われている場所。観光客の風景撮影や記念撮影が多いポイントです。
紅葉ケ瀬
紅葉ケ瀬は、広く平らな岩盤がならぶ場所で、夏場は絶好の清涼ポイントです。また、その名のとおり、紅葉が散る頃には印象的な情景を満喫できる場所でもあります。
天狗滝・竜ヶ渕
溶結凝灰岩特有の岩盤形状と落差がうんだ情緒深い2つの滝。これらの滝と周辺は、大雨のたびに崖と岩場が洗い流されおり、少しずつ景色が変化しています。
滝は橋の上から見通せるようになっており撮影スポットです。
四十三万滝
名前の由来は諸説あります。むかし、1日の水量が43万石もあったとの事からこの名前が付いたと言われています。
広河原
広い岩盤が集まった河原で、ユッタリと夏の清涼を楽しんだりできます。また情緒豊かな写真が撮れるポイントであるため、光芒を狙うカメラマンが多く訪れます。
周囲は多くの木々が覆い被さる場所なので、春夏は緑、秋は橙と赤、冬の降雪時は白と、さまざまな景色を見せてくれます。
菊池阿蘇スカイライン
菊池渓谷へアクセスするのに不可欠なルートが『菊池阿蘇スカイライン(阿蘇公園菊池線・県道45号線)』です。菊池市と阿蘇市を最短で結んでおり、観光・ドライブから経済交流や運搬といった流通までを担う重要な道路です。