阿蘇アクセス道路地図(通行止め・迂回路)

【熊本地震】阿蘇アクセス道路情報(通行止め・迂回路)

阿蘇アクセス道路地図(通行止め・迂回路)

〈更新:2022年1月20日 現在〉
2016年 熊本地震により主要国道の通行止めが継続。迂回路を経由するため阿蘇方面へのアクセスに時間がかかっています。ここでは、阿蘇地域の道路・鉄道の通行止・迂回路マップなどの情報を更新しています。

【新阿蘇大橋・国道57号:復旧開通】
2016年 熊本地震によって崩落した『阿蘇大橋』が『新阿蘇大橋』として 2021年3月7日 に完成開通。また、外輪山斜面崩落で不通となっていた『国道57号』阿蘇立野と、阿蘇外輪山トンネルを抜ける国道57号北側復旧ルートは 2020年10月3日 に復旧・開通しました。
復旧した道路復旧開通日
国道57号 北側復旧ルート(新規)2020年10月3日
国道57号(崩落寸断した現道)2020年10月3日
新阿蘇大橋(新規)2021年3月7日
阿蘇長陽大橋2017年8月27日
俵山トンネルルート2016年12月24日
JR 豊肥線[肥後大津〜阿蘇]2020年8月8日
南阿蘇鉄道[立野〜高森]2023年7月15日
大震災後の状況を残した関連記事『【熊本地震】国道57号・被災不通ルート《復旧計画》
南阿蘇・高森・南外輪山 [阿蘇の桜:名所アクセス]阿蘇市・小国町[阿蘇の桜:名所アクセス]


熊本地震の影響

2016年4月14日の夜から発生した熊本地震は、九州観測史上では初めての「震度7」の激震を2度も起こし、阿蘇を含む周辺地区に甚大な被害をあたえました。
国道57号線・阿蘇大橋寸断[南阿蘇・立野地区]
多くの人々が知るとおり、地震によって熊本と大分をつなぐ阿蘇の主要道路と橋のほとんどが崩壊・崩落。
路面崩壊した県道28号線[俵山トンネルルート]
専門チームによる現地調査では、消失した主要道路の修復・再建に数年以上かかると発表された。
震災で損傷した俵山トンネル[県道28号線・俵山トンネルルート]
とくに地震断層付近となった南阿蘇村では大地震の影響は大きく、主要道路・鉄道や俵山トンネルについては短期間では復旧できない被害が発生。そのほか家屋や施設にも甚大な被害がおよんだ。
地震で斜面崩落[阿蘇・烏帽子岳]
また、強い揺れにより阿蘇連峰の山肌が広範囲で多数崩れるなど、阿蘇五岳の景観も大きく変わりました。

阿蘇道路:通行止め・規制

阿蘇 道路規制:国道57号 復旧開通地図〈2020年9月10日現在〉

南阿蘇村立野

  • 国道57号線:南阿蘇村立野付近【復旧開通】〔状況〕〔迂回路2020年10月3日に復旧開通。
  • 新国道57号線:北側復旧ルート【開通】〔アクセス情報2020年10月3日に開通。
  • 国道325号線:阿蘇大橋【新橋建造で通行可能】〔再建工事状況〕〔復旧・開通日情報新しい阿蘇大橋は2021年3月7日に開通。
  • 国道325号線:南阿蘇村河陽〜阿蘇大橋【新橋で通行可能】〔迂回路
  • 国道325号線:南阿蘇橋〜南阿蘇村河陽北付近【復旧開通】
  • 長陽大橋:村道[立野〜栃の木]【応急復旧開通】〔復旧工事状況〕〔復旧開通情報〈2017年8月27日〉に応急復旧開通しました。
  • JR豊肥線:肥後大津〜阿蘇駅間【復旧開通】〈2020年8月8日に全線復旧〉

南阿蘇村

  • 南阿蘇鉄道:立野駅〜中松駅【不通】〈2023年7月15日に全線復旧予定〉

阿蘇市

  • ラピュタの道(天空の道)【通行止め】補修工事に100億円以上かかるため復旧計画難航。




阿蘇道路ライブカメラ[渋滞・積雪確認]

熊本地震:次の地震と専門家予測

熊本地震は、2016年(平成28年)4月14日以降に熊本県・大分県で起きた、震度観測レベル最大である 震度7 を発生させた地震。
熊本地震 発生震度[南海トラフ 地震対策]
激震となる震度7の地震は、熊本県益城町を震央として2度発生しており、4月14日21時26分の『前震』と、その28時間後の4月16日1時25分に『本震』が発生。なお、同じ地点で震度7が2回観測されるのは、国内観測では初めて。
震度7をうけた益城町[熊本地震 被災画像]益城町の地層ズレ[熊本地震 被災画像]阿蘇大橋の崩落[熊本地震 被災画像]阿蘇立野の道路崩壊[熊本地震 被災画像]倒壊した阿蘇神社[熊本地震 被災画像]

地震予測:熊本に再び震度7級も

地震調査委員会が公表した『2020年版 全国地震動予測地図』を分析した結果、『地震発生確率 26%以上』が多くの市街地をふくめており、再び大規模地震による被害が発生する可能性が高いことが判明。
発生確率 震度[熊本 地震予測地図]
熊本県内で地震発生率が高い地域は、熊本市の南西部や嘉島町などの熊本平野など。これらの地域は、熊本地震であまり動かなかった断層や、もろい地盤が影響していると分析されている。

熊本地震であまり動かなかった断層

2016 熊本地震のおもな原因となった断層は、布田川断層帯の布田川区間(南阿蘇村立野-益城町)で、観測史上初めて震度7を2度発生させた激震によって溜まっていた『ひずみ』はほぼ解消されたと予想。しかし、すぐ西にある同断層帯の宇土区間(益城町-宇土市)や、南に位置する日奈久断層帯(益城町-八代海南部)は、熊本地震(本震・余震)後もひずみは解消されておらず、エネルギーをためたままの状態。

不安定地盤による大地震発生

熊本平野一帯は安定した基盤層の上に、阿蘇の火山灰や川からあふれた土砂が分厚く堆積しており、この不安定な地盤が地震災害を大きくする要因となる。そのため、今後発生する大地震では、ひずみのエネルギーがたまったままの断層付近だけではなく、益城町などでも再び震度7クラスの激震が起きる可能性がある。

未確認断層が大地震のトリガーに

地震予測地図などを見るときは地震発生確率の高い地域に注目しがちですが、住まいや職場の地震発生確率が低い地域だから『安心』と無関心になるのは危険。
低い地域でも地震専門家の分析では「未知の断層にくわえて、確率数値を試算するための情報やモデルが変われば揺れ方(最大震度)が変わる可能性があり、地震防災対策を怠ってはいけない」と強調する。


地震動予測地図

発生確率 震度[全国地震動予測地図]
地震調査委員会がまとめた『地震動予測地図』によると「今後30年以内に震度6弱以上」の地震が発生する地域が、予想を超えるほどあがっています。また、まだ発見されていない地震断層も多数存在すると予想されており、予想外の場所で大地震が発生する可能性は高い。

このように地震が多く発生する地域性の対策として、日頃から『地震防災』の準備が重要となります。


【熊本復興】ワンピース像の設置場所

『ONE PIECE』著者:尾田栄一郎 氏による熊本復興プロジェクトの一環として、熊本地震の被災地へ『麦わらの一味』銅像の設置計画が進行中!

『麦わらの一味』の仲間たちの像の設置場所は、下の画像を見てね。

熊本復興 ワンピーズ像[設置場所 地図]

〈★印は設置済み、☆印は次回設置予定!〉

設置場所
ルフィ像[熊本県庁:熊本市]★
チョッパー像[熊本動植物園:熊本市]★
サンジ像[ミナテラス:益城町]★
ブルック像[ふれあい広場:御船町]★
ゾロ像[大津中央公園:大津町]★
ナミ像[俵山交流館 萌の里:西原村]★
ロビン像[東海大学阿蘇校舎:南阿蘇村]★
ウソップ像[阿蘇駅前:阿蘇市]★
フランキー像[高森駅前:高森町]★
ジンベエ像[住吉海岸公園:宇土市]★
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