〈更新：2017年10月26日現在〉
こちらでは、熊本地震後の2017年現在の白川水源の状況をアップしています。

▼白川水源の現状・更新日
• 白川水源への迂回路
• 地震後の白川水源
  • 2017年5月28日現在
  • 2017年7月23日現在
  • 2017年10月26日現在
• 午後の紅茶・CM撮影ロケ地
• 白川水源の観光情報

白川水源への迂回路

2016年熊本地震から1年が過ぎ、水源のある南阿蘇周辺へアクセスできる道路の復旧がすすんでいます。

現在、白川水源へのアクセスルートは、熊本市および高速道路インターチェンジ（熊本IC・益城熊本空港IC）から南阿蘇へ向かうばあい『俵山トンネルルート（県道28号線）』を利用してアクセスできます。迂回ルート情報は〔【復旧開通】俵山トンネルルート迂回路《写真でわかる》〕に掲載しています。

また、今年の夏（2017年8月27日）には『長陽大橋（ちょうようおおはし）』が臨時復旧開通するため、国道57号線の立野地区から村道を経由してアクセスできるようになります。復旧情報は〔【熊本地震】長陽大橋の復旧状況〕にて月単位で更新しています。

そのほか、南阿蘇をふくむ阿蘇周辺の通行止め・復旧道路情報は〔阿蘇アクセス道路情報（通行止め・迂回路）〕で更新しております。周遊ドライブルートの参考にご覧ください。

地震後の白川水源

【熊本地震】南阿蘇湧水群の状況確認サイクリング

熊本地震は、九州観測史上初の「震度7」の激震だったため、白川水源の現在状況が気になる方が現在でも多くいらっしゃいます。

運がよかったのか、白川水源と周辺施設への被害は少なく。地震後すぐに観光は可能な状態でした。ただ、地震直後は阿蘇周辺の道路・橋・トンネルが被災崩壊したため、現地へアクセスするルートが非常に限られていました。しかし嬉しいことに、2017年度内には阿蘇登山道路もふくめて多く道路が復旧します。

白川水源とその周辺は、地震の影響が少なかったため、ほとんどの店舗や施設が通常営業しています。

2017年5月28日現在

5月晴れが美しい午後5時半ごろに訪れました。
白川水源には入園の時間制限はありませんが、周辺の観光施設は17時には閉店するため、水源に訪れる人は随分と少なくなります。

南阿蘇地方は5月頃になるとツツジやミヤマキリシマが咲き始めます。おなじく水源公園でも咲き始めますが、源泉から流れ出た小川付近で葉の大きいツツジが満開。これはシャクナゲのようです。

美しいシャクナゲを観賞してから水源へ。いつもの見慣れた白川吉見神社の鳥居。奥の神社拝殿まで清掃のいきとどいた参道がのびています。

その横の汲み場では、家族連れそろって湧き水を汲む様子がうかがえる。

水源の源泉からは、いつものように冷たくて美味しい天然水がドンドン湧き出しています。その量、毎分120トン！

夕方ごろに水源を訪れると、観光客が少なく静かな雰囲気にひたれます。神社の参拝などは落ち着いてできますね。しかし、この時間帯になると太陽の光が森林にさえぎられるため水源周辺は暗くなります。美しい源泉風景の写真・動画を撮りたい方は注意が必要です。やはり、昼頃が真上方向から光が差し込むので水源周辺は明るくなります。

太陽に照らし出された水源は美しいですよ！

2017年7月23日現在

本州西日本の梅雨明けから数日おくれて九州地方でも梅雨明けが宣言されましたが、すでに夏日がつづいています。
2017年の西日本は『スーパー猛暑』になるらしく、梅雨明け前からの暑さにも納得です。そんな暑さから逃れるように涼を求めて白川水源を訪れる方がたくさんいらっしゃいます。

白川水源のある水源公園は、長寿の木々に囲まれているため日光を遮るうえに、水源からあふれ出た冷たい水が、小河となり周辺を冷やしてくれるのでヒンヤリしています。小河の水温は20度を下回るので冷たい。
水源入口（汲み場）手前の左側には水深のほとんどない水遊び場があるため、小さいお子さんでも安心して水遊びができます。また、小河でも沢遊びできるため、どなたでも水遊びを満喫してください。

本日は14時ごろに訪れましたが、観光客がひっきりなしに訪れており熊本地震前の賑わいです。水源の源泉ポイントの涌き出しもいつものよう。水源を照らす太陽光線は昼過ぎでしたが、ほぼ上方向から差し込むため源泉が綺麗に見えていました。

ちなみに水源をバックに記念撮影を撮りたいばあい、源泉ポイントの左側に水源をまたぐ橋が架かっていますから、そちらから背景に水源を入れると記念撮影できます。ただし、橋の幅は限られているため足下に注意してくださいね。

この日は、白川水源祭りが催されており、もよりの『白川水源駅』ではイベント（夜は花火打ち上げ）に出店で賑わい、15時頃に『白川吉見神社』に神輿が入る予定になっていました。

2017年10月26日現在

今年は阿蘇でも猛暑をふるった夏でしたが、10月に入ってみれば涼しいを通り越して寒い日もありましたが、最近は例年どおりの爽やかな気候になっています。

訪れた日はめずらしく気温も高めで、水源で過ごすにはもってこいの陽気。でも、秋も本番にはいったらしく木々の紅葉が始まっています。水源公園にもモミジがありますが、まだ葉は鮮やかな緑色。境内周辺のイチョウの葉が色変わりはじめており綺麗な黄緑になっています。まずはイチョウの紅葉から楽しめそうで、11月上旬あたりが見頃になるでしょう。

13時ごろに水源の源泉場所を訪れたのですが、太陽光線が水源周囲の森林にかかってしまい、源泉ポイントが影になってしまいました。いまからの季節は日照時間が短いうえに太陽の角度が低くなるため、水源に太陽光線が当たる時間が短くなったり、源泉ポイントにかかる影の位置が大きく変わります。これは天候や訪れるタイミングもあるので難しいです。
水源からは相変わらず冷たく澄んだ天然水がドンドン湧出しています。水源横の『白川吉見神社』周辺のイチョウも紅葉が始まっており、太陽光線をうけた葉が鮮やかでした。

午後の紅茶・CM撮影ロケ地

2017年夏も『午後ティー』が南阿蘇を震災支援！
「日本の名水百選」に選ばれる『白川水源』をロケ地にCM撮影をしました。南阿蘇を舞台にした新たなCMは、8月11日から全国で放映されます。

【午後の紅茶・2017夏】CM撮影ロケ地・南阿蘇白川水源

白川水源の観光情報

白川水源［南阿蘇村］