〈更新:2017年12月25日現在〉
熊本地震から1年が過ぎました。地震後の復旧は各被災地で進行中です。阿蘇神社も拝殿や楼門が倒壊しましたが、日々修復はすすんでいます。
こちらでは、地震後の阿蘇神社の情報を更新しています。
- ▼イベントと現状
- 2月3日:節分祭(護摩木まき)
- 3月22日:火振り神事
- 4月12日:桜満開
- 4月28日:GW前日
- 5月28日:晴天夏日とイベント
- 7月28日:おんだ祭り
- 11月3日:神社境内の紅葉
- 阿蘇神社 2018年 初詣情報
- 阿蘇神社の神事
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阿蘇神社の神事・状況
2月3日:節分祭(護摩木まき)
阿蘇神社の節分の神事は、多くの人に知られ行なわれている「豆撒き」ではなく、火で清めた「護摩木」を撒く独特のもの。神事の情報は〔節分祭(護摩木まき)【阿蘇神社・祭事】〕に掲載しています。
2017年のお祓いは、新しく建築(従来の拝殿は地震で倒壊)された仮拝殿で執り行い、「護摩木」の撒きも仮拝殿前で行なわれました。
3月22日:火振り神事
阿蘇神社の祭事で、全国的に知られている『火振り神事』です。農業の神様の結婚を祝う行事でカヤ束の松明に火がつけられます。神事の情報は〔火振り神事【阿蘇神社・祭事】〕にて掲載しています。
2016年の熊本地震で『楼門(ろうもん)』が全壊。楼門の復旧作業場が参道に割り込みスペースがないため、今年の火振りは門前町商店街でも行なわれました。
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4月12日:桜満開
2017年の阿蘇神社の桜は、例年にない寒波が続いたため開花が大幅に遅れ、だいたい4月10日過ぎに見頃を迎えました。神社横参道の門前町商店街でも同じような開花状況です。
4月28日:GW前日
熊本地震から1年後のゴールデンウィークが迫ってきました。昨年の地震後は、観光客の迂回路の把握や余震によって訪れる人は少なかったのですが、今年は多くの道路が復旧開通したことでアクセスしやすくなりました。周辺の知られた観光地や店舗のほとんどが通常通りにアクセスでき営業しています。
阿蘇神社への参拝は南側鳥居側(阿蘇山方向)から入って行なえますが、修復中の楼門前でも参拝ができるようになっています。
また、境内ではツツジや藤の花が咲き始めました。
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5月28日:晴天夏日と花ごよみイベント
ゴールデンウィーク初日から1ヶ月が過ぎようとしています。ゴールデンウィーク期間中の阿蘇方面は、天候にも恵まれ多くの観光客が賑わいました。あれから一ヶ月、好天の日曜日にもかかわらず、迂回路は混雑することなくスムーズに阿蘇神社へたどり着くことができました。
57号線の車の往来は少ない感じだったのですが、阿蘇神社の駐車場はほぼ満車。しかし、門前町通りは観光客で混雑はしていません。ただ、神社境内には週末らしく団体さんを含めて観光客は多め。熊本地震で倒壊した社殿跡にある仮参拝所には、参拝者の並ぶ列がありました。
さて、神社付近にある『一の宮町中央駐車場』に天幕と出店と人だかりができています。近づいてみて判明したのですが、本日は『阿蘇の花ごよみ』のイベントが開催されていたのでした。
イベントの正午ごろには、トライアルバイク(自転車)のパフォーマンスが催され、そのアクションで会場を沸かせていました。バイクパフォーマンスには外国人サイクリストも興味津々!
7月28日:おんだ祭り
真夏の7月下旬、阿蘇の大地では神様たちが四基の神輿(みこし)に乗って、今年の稲の生育ぐあいを見てまわる神事『御田植神幸式(おたうえしんこうしき)』が執り行なわれました。
この行事は通称『御田祭(おんださい)』や『おんだ祭り』とも言われており、全身白装束の女性達の『宇奈利(うなり)』と約200人の行列が、阿蘇一の宮周辺を練り歩く姿が特徴的で全国的にも有名な神事です。
神事の詳しい情報は〔御田植神幸式(おんだ祭り)〕をご覧ください。
『御田祭』は前夜祭をふくめると3日間のとり行なわれる神事。青田の中を練り歩く神事は中日(2017年は28日)です。
行列は、11:30ごろに阿蘇神社を出発。途中2ヶ所の御仮屋(休憩所)を経て、ふたたび神社に戻ってきます。御仮屋では、神輿にむかって苗が投げられるのですが、この行為が「田植え」とされていることから正式には『御田植神幸式』と呼ばれています。投げられる苗は、特別に育てられた神事用です。また、神輿に投げられた苗が多く乗れば、その年は豊作になると言い伝えがあります。
練り歩きの衣装は、古式から伝わるものを着込んています。そのため、真夏の炎天下では非常に暑く体力消耗が激しいため、休憩所でもある『御仮屋』に着く前にも何度が行進を止め(日影で一時休憩)ます。そのような理由で進みぐあいは大変ユックリとしています。
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11月3日:阿蘇神社の紅葉
11月にはいり阿蘇は秋が訪れています。最近は寒暖の差が激しく、最低・最高気温が日によってバラバラ。先日は最低気温が零度にせまる勢いでした。遠方から来られる方は、羽織れるものを用意しておきましょう。
さて、秋口に訪れた阿蘇神社。今回は太陽光線の関係で青空が綺麗にみえる南側方向の鳥居から境内むかいます。その鳥居の前には『たしろや』という和菓子屋さんがありますが、数名のお客さんが焼き上がりを眺めています。こちらの饅頭は、白あんと黒あんがあり一個90円とお安い!餡もたっぷりで美味しい。なかなか甘めな味わいなので甘党の方は是非寄られてみてはどうでしょうか。ちなみに、お好み焼きと焼きそばもアリ。
境内に入ると観光客の方々が行き交っています。仮の参拝所にも絶えず参拝者が訪れており、地震の影響で激減していた参拝者が少しずつ戻ってきているようです。
参拝が終えた後は神社周辺の紅葉巡りです。神社境内や周辺の駐車場には、イチョウやモミジが植樹されています。とくイチョウは樹齢が高いものあり、空にそびえたつように伸びた銀杏もあります。駐車場周辺と倒壊した楼門前のイチョウは見頃になっており美しい黄色の葉がそろっています。神社境内にある高齢なイチョウは色が変わり始めな状態で、全体的に黄色になるのは少し先になりそうです。
境内の立ち入り禁止区画では、解体された楼門の部材が並べられ移動待ちの状態。楼門の修復工事は2022年度までかかる予定。
阿蘇神社境内から横に伸びた参道『門前町商店街』には参拝で訪れた観光客が訪れており、各店舗自慢の料理やテイクアウトフードを堪能しておられました。
阿蘇神社 2018年 初詣情報
阿蘇神社では、初詣に振舞う甘酒の仕込みが16日から始まりました。年末年始まであと少し。新春の澄んだ空気のなか、阿蘇神社で初詣はいかがですか。
2018年 阿蘇神社のお正月参拝の関連情報を掲載しました。
阿蘇神社の神事
自然の恵みに感謝しながら、四季をとおして行われる阿蘇神社の神事祭事の情報です。