熊本地震で崩れた由布岳

【地震後】由布岳・鶴見岳の登山規制〈8月3日現在〉

平成28年4月16日に発生した「熊本大分地震」によって、大分県湯布院の山々、由布岳、鶴見岳、内山の登山ルートにも崩落や地割れなどの被害を受けました、このため大分県は安全基準に達していない山の登山規制をおこないました。

そして地震から100日以上が経過。そのあいだに現地の被害状況の把握をし応急的な安全対策が終了。これにともない、由布岳、鶴見岳外登山ルートの規制を8月6日から解除されました。規制解除されていても危険箇所は多く、登山ルートの「規制レベル」をキチン把握しましょう。以降にその情報を掲載しています。

由布岳・鶴見岳・内山[大分県 登山規制地図]

規制解除後のルール

ルールは、従来どおりの項目が並びますが危険箇所が多いため、より高い必須項目になります。また、崩落箇所周辺は非常にもろくなっている可能性があります。浮き石・落石・地割れのほか、歩く先の路面状況には十分注意しましょう。自分の身は自分で守らなければなりません。

  1. 登山道入口にある登山届に必ず記帳のうえ入山してください。
  2. 事故でも助けが呼べるように単独での登山は避け、グループで登山しましょう。
  3. 不測の事態にそなえて、携帯電話などの通信手段を準備しておく。また、雨具、防寒具、食料など、それと十分な水分を用意をすること。
  4. 危険な箇所に近寄らない。また、落石等に十分注意した行動をしましょう。
  5. 事前の気象情報を確認し、登山途中で大雨など気象が急変したばあいは、無理せず引き返すこと。

登山規制情報

表の[規制レベル]の解説です。

  • 【注意】は「十分な注意が必要」。
  • 【特に注意】は「崩落、地割れ、亀裂箇所があります」。
  • 【通行止め】は「危険な障害や原因によって通行禁止」。

規制レベルは、天候や自然環境によって大きく変化する場合があります。表のレベルを過信せず、その時の状況に合わせた行動・避難をしてください。

[備考]の内容については表の下に別記してあります。

由布岳

由布岳 登山規制地図〈大分県:2016年8月3日現在〉

登山規制ルート 規制レベル 備考
正面登山口〜合野越〜マタエ 【注意】 ※1
マタエ〜東峰、西峰 【特に注意】 ※1
由布岳頂上 東峰〜西峰(お鉢巡り) 【特に注意】 ※1
剣ノ峰〜東峰、西峰(お鉢巡り) 【特に注意】 ※1
大崩近辺(お鉢巡り) 【特に注意】 ※1
西登山口〜飯盛ヶ城〜合野越〜マタエ 【注意】 ※1
東登山口〜日向越〜日向岳〜合野越〜マタエ 【注意】 ※1
東登山口〜日向越〜剣ノ峰(山頂) 【注意】 ※1
※1
マタエから山頂を含むお鉢巡りにかけては、崩落、地割れが数箇所あり、特に危険です。

鶴見岳

鶴見岳 登山規制地図〈大分県:2016年8月3日現在〉

登山規制ルート 規制レベル 備考
旗ノ台〜御嶽権現神社〜鶴見岳頂上(一気登山道) 【注意】 ※2
旗ノ台〜御嶽権現神社〜南登山道〜踊り石〜馬ノ背〜鶴見岳頂上 【注意】 ※2
鶴見岳頂上〜南平台〜西登山口 【注意】 ※2
馬ノ背〜鞍ヶ戸〜船底〜内山〜塚原越 【通行不能】 ※2
別府ロープウェイ山頂駅〜鶴見岳頂上 規制なし
別府ロープウェイ 通常運行
鶴見岳内の林道 【通行止め】 ※3
※2
馬ノ背から塚原越に向う縦走路ルートは、崩壊しており大変危険です。
※3
林道には、巨岩が落ちており、今後も落石の可能性があり大変危険です。

内山

内山 登山規制地図〈大分県:2016年8月3日現在〉

登山規制ルート 規制レベル 備考
大平山(扇山)頂上〜内山〜塚原越 【通行不能】 ※4
大平山(扇山)頂上〜内山〜船底〜鞍ヶ戸〜馬ノ背 【通行不能】 ※4
※4
登山ルートが崩壊しており大変危険です。



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