阿蘇神社(あそじんじゃ)は、約2000年以上の歴史を有する古社。
神武天皇の孫神で阿蘇を開拓した『健磐龍命(たけいわたつのみこと)』をはじめ家族神12神を祀る。また、大宮司は古代から阿蘇氏の末裔が務めています。
こちらでは熊本地震から復旧している阿蘇神社の現在状況を掲載しています。
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阿蘇神社 2020《2》
2月:修復工事状況
楼門修復:素屋根 鉄骨組立
楼門の組立中に風雨から守るための覆屋である素屋根(すやね)の組立がいよいよ始まりました。まず、下段鉄骨の組立をおこなっています。
楼門修復:下層化粧裏板繕い
水腐れや倒壊時に生じた割れなどを、矧木・接着剤付けし、一部補強材の取り付けを行いました。
楼門修復:下層頭貫木鼻繕い
倒壊時に生じた表面のすり疵・へこみなどを、埋木・矧木・接着剤付けしました。
楼門修復:下層肘木繕い
倒壊時に生じた表面のすり疵・へこみなどを、埋木・矧木・接着剤付けしました。
楼門修復:下層枠肘木・持送 新材加工
倒壊時の破損が大きいものは新しい木材に取り替えることにしました。取り替える部材の新材加工を行いました。
楼門修復:下層虹梁型頭貫繕い
倒壊時に生じた表面の疵・へこみを埋木・矧木しました。割れて脱落した渦の彫刻部分は、破片が見つかったものは接着剤付けし、見つからなかったものは新材で作りました。