熊本地震で被災した『長陽大橋』と村道の復旧工事の情報を更新〈2017年7月)しています。阿蘇長陽大橋の応急復旧の時期は、2017年夏〈8月27日)の開通予定です。
長陽大橋の現状
長陽大橋の応急復旧工事が終盤へさしかかり、各工事現場から多くの情報が上がっています。
- ▼復旧状況更新日
- 2017年7月12日
- 2017年7月26日
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長陽大橋の現状
更新:2017年7月12日
立野側
国道57号線の『ヒライのお弁当・立野店』から村道へアクセスして数百メートルの場所では、新しい村道の建設工事が行なわれています。ここでは、新しい村道本線の排水工(ボックスカルバート)施工工事が行なわれています。
長陽大橋へのアプローチ道の建設工事が進んでいます。右側が長陽大橋へ向かう道路の基礎部分。左側が丘を掘削して造った村道部分。同時に周辺の法面(斜面)を重機で掘削してならしています。
新たに造り上げた橋へのアプローチ道の基礎構造物。旧村道地盤が画像下へ崩れ落ちたため、新しい村道は左上方向へのびるルート設計になっています。
橋梁の補修がすすむ長陽大橋。橋の両側のアプローチ道は新たに新設して施工中です。
戸下側
戸下大橋周辺の道路下斜面の補強工事中。
戸下大橋の上部工架替(損傷部分の桁撤去)をしています。
戸下大橋の上部工架替(損傷部分の桁撤去)をクレーン可動により実施中。
栃の木側
村道の道路斜面(法面)の安定化のために『グラウンドアンカー工法(※1)』による施工をしています。(※1:特殊アンカーを十字コンクリの中心から地盤へむけて圧入。斜面を安定化させます。)
ほかの村道斜面では『モルタル注入孔間詰(※2)』の施工中。(※2:アンカーグラウト注入後の孔口空隙部にモルタルを充填する作業)
村道斜面の落石対策のため防護補強土壁を施工しています。
村道斜面の補強工事中。
村道付近の森林斜面にたいして、落石防護補強土壁と落石防止柵を施工しています。
村道本線の道路下の斜面補修と補強のため『ブロック積み擁壁(ようへき)※3』による施工作業中。(※3:高低差のある斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物施工。)
村道斜面の補強のために背面モルタル注入施工工事を実施中。
村道本線の道路下斜面を補強のため『ブロック積み擁壁』による施工作業中。
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更新:2017年7月26日
立野側
立野地区付近のでは、新しい村道本線の排水工(ボックスカルバート)施工工事が行なわれています。左へカーブしている道が新しい村道。右へカーブしているのが熊本地震前に利用していた村道。
丘を切り開いた新村道と橋のアプローチ道をつなげる工事が進行中。
アプローチ道の基礎構造物の施工工事が進行中。付加される部分のセットも進んでいます。
橋梁の補修がすすむ長陽大橋。橋手前のアプローチ道が戸下側と繋がりました。ひきつづき道路建設関連工事がすすみます。
戸下側
戸下大橋付近の道路上斜面では高強度ネットの施工工事がすすんでいます。
戸下の道路下斜面では、斜面補強のため法面に鉄筋挿入施工工事を実施中。
同じ場所で夜間作業がおこなわれています。
戸下大橋の上部工架替の行程が完了。
戸下大橋の路面部分の橋梁高欄設置状況。
栃の木側
ある村道斜面では落石防止ネットの施工工事を実施中。
村道斜面の落石対策のため防護補強土壁を施工しています。
同じ箇所の夜間工事がおこなわれています。
村道斜面の補強工事中。
村道付近の森林斜面にたいして、落石防護補強土壁と落石防止柵を施工しています。
村道斜面の補強のために背面モルタル注入施工工事を実施中。
村道本線の道路下の『重力式擁壁(※4)』による施工工事中。(※4:重力式擁壁(じゅうりょくしきようへき)は、施工ポイントに重い材料で構築、その重量で背後からの圧力に抗する構造になっており、安定性を改善するために下部が前に、上部が奥になる斜めの構造になっている。)
村道本線の道路下の法面安定化のため、斜面補強とアンカー挿入の施工工事をすすめています。
村道本線の道路下の法面補修と補強のため、『ブロック積み擁壁』による施工作業中。