熊本地震で大きな被害を受け、早期復旧は難しいと思っていた『俵山バイパスルート・県道熊本高森線』の年内復旧が実現しそうです。
大規模災害復興法にもとづいて補修工事を直轄代行している『国土交通省・九州地方整備局』の発表によると、被災した俵山トンネルの内壁損傷をふくむ変状調査や地質調査を実施。その結果、早期の修復が可能と判断されたため、6月29日から俵山トンネルの補修工事が着手されます。
また、トンネル補修を含めた俵山バイパスの復旧工事は、年内の完了を目標としています。ただ、バイパスに架かっている橋については、修復にまだ期間を必要とするため、その間は旧道を迂回路として活用することで【県道28号線(熊本市方面〜南阿蘇村・高森町)】の往来を早期実現します。
これによって、南阿蘇地区と熊本市方面との交通(迂回路)が強化されることになります。
俵山バイパス迂回路
俵山バイパスの新ルートは、バイパスに架かる五つの橋を旧道迂回路をうまく利用してパスしつつ山間部を通過。最終的に俵山トンネルへ誘導路を追加してアプローチさせます。新ルートは以下の地図を確認ください〈地図画像クリックで拡大〉
個人的にサイクリングでよく走行していた旧道の俵山峠ルートは、6月20日の大雨で寸断箇所が増えてしまい復旧時期は未定です。しかし、予想外に早く俵山トンネルルートを走行できそうなので非常に嬉しいアナウンスでした。
これで、南阿蘇住民の冬季往来の不安が少し解消されそうです。
Apple | 新型 iPhone SIMフリー❗️Amazonポイント付与⭐️ |
---|---|