6月20日豪雨土砂崩れ【国道57号線・阿蘇口交差点】

【熊本地震・豪雨】立野地区通行止め状況〈7月7日現在〉

4月の熊本地震にくわえ、6月の豪雨によって同月20日に南阿蘇村立野地区で再び外輪山斜面が崩れ通行止めになっています。
6月20日豪雨土砂崩れ【国道57号線・阿蘇口交差点】
おもに崩れた場所は、国道57号線の[南阿蘇村立野・阿蘇口交差点]付近で、交差点から阿蘇に向かってすぐの場所。左側の斜面が大きく土砂崩れをおこし、4車線道路を土砂が長さ100メートル以上にわたり埋め尽くしました。これで一時期立野地区が孤立化(現在:住民は大津町に避難済み)

道路寸断から2週間が過ぎましたが、いまだに通行止めが続いています。ネット情報だけだと状況が分からないため現場付近を訪れることにしました。

立野通行止め【国道57号線】
土砂崩れした20日頃の通行止めポイントは「阿蘇大津ゴルフクラブ」前あたりからでしたが、現在は立野橋そばの飯処「より鶏味どり」の前になっていました。どうも飯処の営業が再会されたため通行止めポイントを先に変更したとの事です。
警察消防常駐の交通規制【国道57号線・立野地区】
通行止めポイントには、警察と消防関係者が常駐して車輛の出入りをチェック。立野地区は避難指定されているため、現在通過できるのは工事関係者と警察・消防職員のみ。ここから対向2車線になります。
立野地区の全面通行止め
肝心の道路の修復状況を南阿蘇村消防職員に尋ねてみたところ、通行止め解除にはもう少し日にちが必要との回答でした。

通行止めを管理しているポイントから道路寸断の場所は見えないため、白川をはさんだ対岸から確認する事に。この対岸から確認した事によって【県道207号線】が通行止めになっていた理由もこのたび判明。
7月上旬の土砂崩れ[大津町外牧]
国道57号線の通行止めポイントから戻って瀬田あたりから脇道に入り、白川へ降りて行き【県道207号・瀬田竜田線】を東方向に上がって行きます。ふと、白川を眺めていると向こう斜面が崩れています。2週間前そんな箇所は見当たらなかったので最近の大雨による被害でしょう。
内牧橋からの立野地区[県道145号線・大津町外牧]
県道207号線をすすむと「内牧橋」付近で通行止めになるため、橋を渡って白川を越え対岸の大津町外牧へ。橋を渡る途中から立野方面を眺める。画像中央部分が国道57号線を寸断した斜面崩壊部分。その後方の外輪山斜面にはいくつも土砂崩れが確認できる。
阿蘇口大橋と県道207号線の通行止め箇所
まずは立野地区の【県道207号・瀬田竜田線】が長い間通行止めになっている理由は、斜面の凹凸に架けられた『阿蘇口大橋』の土台を支える斜面部分が大きく崩れていることが主な原因でした。また、この橋の向こう側に国道57号下り線(現在通行可)があります。
阿蘇口大橋の土台崩落[県道207号線・立野地区]
土台斜面は補強壁面がほぼ崩れて消失しており、山肌がじかに風雨にさらされている。橋のアプローチ部分も荷重を支えるには非常にもろい状態。道路上では作業員が計測中のようです。
外輪山崩れ箇所[国道57号線・南阿蘇立野地区]
阿蘇口大橋から少し阿蘇方面へすすんだ場所でも土砂崩れが発生。崩落土砂が国道を越えて太い円柱ガードレールを歪めているようすが分かる。この部分の道路は復旧されている。
立野地区土砂崩れ現場[国道57号線・阿蘇口交差点]
20日に土砂崩れで大きく寸断した箇所が見えてきました。路面状況までは確認できませんが、往来する車輛の動きはスムーズなので一定のスペースは確保してあるようです。道路案内標識や交差点信号機も確認できます。
立野地区6月20日道路寸断場所[国道57号線・阿蘇口交差点]
さらに崩落現場を横方向から見える場所から確認。土砂崩れは外輪山の上部から崩れていますが、中腹のJR豊肥線が通るあたりにブルーシートが掛けられています。現場の白いクレーンは常時左右に旋回して何らかのモノを移動中。道路そばの斜面には崩れたままの土砂が大量に残っています。まだ梅雨による大雨が降ることがあるため、現場の状況が安定するのは難しそう。

まとめると、土砂崩れで寸断した箇所の車輛走行は可能ですが、現場周辺の斜面は地震・豪雨の影響でもろくなっているため、今後の天候次第では斜面崩落が再び起こる可能性が高い。
あと、立野地区は避難指定されており、防犯上の理由から復旧工事車輛以外を通過させる必要性がありません。

以上の理由を考えると、立野地区への一般車輛の通行規制は続けるかもしれませんね。

【熊本地震】立野・国道57号線と新阿蘇大橋の現状




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