【熊本地震】立野地区通行止めポイントを確認

崩落した阿蘇大橋[国道325号線]
〈更新:2017年11月26日現在〉
熊本地震の本震から一ヶ月が過ぎました。国道57号線が土砂崩れによって南阿蘇村で寸断されているため、立野周辺を通過することが全くなくなりました。地震前までは、車で阿蘇へむかうなら国道57号線を走ることが多かったのに、まさか、このような事になるとは全く想像ができませんでした。

前々から、立野地区のどの辺りが通行止めなのか気になってたので、運動がてら自転車で訪れることに。

【国道57号線】の大津バイパスを阿蘇方面へ向かっていると『道の駅 大津』がある。この道の駅から100メートルくらい東へ行くと、阿蘇・大分への迂回路となっている『ミルクロード入口』交差点があります。ランドマークとしては進行方向右手に『HOTEL AZ 熊本大津店(旧 亀の井ホテル)』があります。

阿蘇大分方面の迂回路道路案内[大津バイパス・ミルクロード入口]
交差点手前になると「これでもか!」と言うくらい迂回路案内の看板がならぶ。ここの交差点を左折するとミルクロードを走ることになります。
迂回路へのUターン案内[大津バイパス]
私は立野地区へ行くため、ここの交差点は直進。そのまま進んでいくと対向四車線だった道幅が狭くなります。阿蘇方面をめざしているのにパイパスが狭くなったら左折する交差点を過ぎています。
立野〜瀬田地区の土砂崩れ
立野地区へむかう国道57号線の路面は、ほとんど被害は受けておらず、たまに亀裂が入るか極小の段差があるていど。しかし、ルート両側の山に目を向けると土砂崩れが多く、斜面の山肌が露出しています。
大津町瀬田交差点からの対面通行案内[国道57号線]
57号線の大津町瀬田交差点にさしかかると、対向4車線だった道路が対向2車線と道幅が半減。
立野地区の対面通行区間[国道57号線]
それも、左片側2車線を対面通行させるため下り線は路側帯がありません。こうなると自転車は走りにくいので、下りは別ルートを走ることを検討。
黒川第一発電所の水管[国道57号線]
対面区間はちょうど勾配がきつくなるため、貧脚にムチを入れて高度を上げていく。あるていど坂を上がった頃に『黒川第一発電所』の水圧管が見えてきます。阿蘇に上がる時は、この場所でいつも自転車と水管のツーショット。しかし、背景の家々の損傷が激しい…
熊本地震で休業中の「おべんとうのヒライ」立野店
周囲とメディアから立野地区の家屋損壊や住民避難の情報は知っていたのですが、ひとつ気になっていたのが立野にある『おべんとうのヒライ』です。企業のホームページを確認しましたが、立野店の営業情報が見当たらないので現地確認するほうが早い。で、実際に訪れてみると休業中でした。地域住民の方々は避難していますし、主要道路が全面通行止めで往来がないから当然ではあります。【更新情報】お弁当のヒライ立野店は〈2018年1月12日〉に営業再開しました。再開状況の記事は〔お弁当のヒライ 阿蘇立野店 営業再開〕にて掲載しています。
立野地区の通行止め[国道57号線]
ヒライ店舗の休業が確認できたので、次は国道57号線の通行止めされている所まで行きます。大津バイパスの道路案内板には『立野病院』まで往来できる情報が載っていました。たしかに情報どおり、立野病院の手前で通行止めとUターンを告げる警備員の方々が立っています。
熊本地震土砂崩れの復旧工事[阿蘇大橋・国道57号線]
Uターン場所から土砂崩れポイントまでは、まだ距離があるため現在どのような状況なのか解らない。と言うところですが、阿蘇大橋の崩落現場から確認すると、すでに何らかの作業に入っており、重機などの作業機械が展開していました。これだけ寸断された国道57号線が、どのように復旧されるのか興味深いです。
地震後立野地区で営業中のエネオス丸野[国道57号線]
さて、警備員の指示に従いUターンしようとしたところ、そばのガソリンスタンドが営業中。てっきり休業中と思っていました。経営者の方の許可を得て撮影。ちょうどお客さんもご来店。
震災後営業中のエネオス立野店[国道57号線]
お客さんの対応をされていたので交流はできませんでしたが、来客数は厳しいと思います。それとも、工事関係の方々が来てくれてるのか気になるところ。

皆さんも立野に訪れることがあったら、病院手前のエネオスで給油しましょう。私も次回は車で訪れます。

追加情報
南阿蘇村立野地区にあるエネオス『丸野石油店』は熊本地震後はやくから営業を再開されています。もし、立野の斜面崩壊(国道57号線寸断)箇所を見に行かれる方は燃料補給されてみてはいかがでしょうか。

【熊本地震】国道57号・被災不通ルート《復旧計画》